交渉 とにかく押しが強い人への対処法

交渉 とにかく押しが強い人への対処法

 

セールスマンの中には、とにかく利益重視で押して売ることしか考えていない人がいます。そういう人は、相手の気持ちを把握するゆとりがありませんので、そもそも交渉が成立しないことがほとんどです。もしくは、押し切られてしまうかですね。

こういうのは無視すること。

 

その場合は、相手の話しやテンポ、口調に引っ張られず、興味を持っているそぶりを見せたり、相槌をしたり、答えたりすると、ますます突っ込んできます。

 

どんな展開になろうとも、「私はあなたの提案には合意できません。」、と明確に言い切りましょう。そうすると相手の方から去って行きます。

 

ただし、取引先や上司にこうした押しの強い利益優先タイプがいる場合は、話は別。

顔たててとりつくろうが、他のことやろうって話。

 

このタイプは「あれをやれ」と一方的に仕事を押し付けてきますが、表向きは相手を立てて話を聴いているフリをするのも大事です。そして裏では、別のより意義のある仕事を進めます。一方的に押し付けられた、やる気を感じない仕事を無理にやっても意味がありませんから。

 

もし万が一「あのプロジェクト、どうなっているんだ」と聞かれたら、「少し時間をください」と言ってごまかして、それからささっと資料を用意して出せばいい。意見の合わない上司や同僚には、それくらい大胆に対応することも必要。